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From RepRap
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コンセプト

http://bronwyn.co.nz/projects/gifts.html RepRapで創ったパーツたち

3Dプリンタが自分のコンピュータにつながっていたらどうだろう?3Dプリンタは紙に印刷するのと違って作りたいものを創れてしまいます。作りたいものはなんでも創れるし、正直3Dプリンタさえも創り出せてしまいます。

現況

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RepRapは Bowyer によって2004年2月にネット上に公開されました

RepRapはReplicating Rapid-prototyper(試作型高速複製機)を短縮した造語です。左の動画にあるような実用的な複製機と言えるでしょう。3Dプリンタはプラスチックを層状に積み重ねて部品を構築していきます。このような3Dプリンタはすでに市販されていますが、400万円くらいするものもあります(訳注:€30000, 2014年)が、自己複製能力はありません。RepRapでしたいことは、自己複製ができて、安く作る方法を公開することです(制作費5万円程度で)。こうすることで、個人や小さなコミュニティでも3Dプリンタが使えるようになると思います。RepRapはopen source license (the GNU General Public License)下で運用しているので、RepRapで作った3Dプリンタがあれば、複製して友達にあげることもできます。

また、2005年3月にマスコミに紹介されたおかげでRepRapは広く知られるようになりました。

自己複製能

RepRapでは本体の50%のパーツを複製できます。その他のパーツは安くどこでも手に入るパーツを選んでいます。RepRapの初期目標は3Dプリンタを設計し、公開し、他の人へ3Dプリンタを安価で簡単に提供できるということでした。

現在では電子回路自体を設計・公開したりして、複製率を50%以上にすることを目標に動いています。

Adrian Bowyer (左)と Vik Olliver (右)。そこには元となる3Dプリンタ(parent)とそのプリンタを使って作った子3Dプリンタ(child)。その後すぐに子機は2008年3月29日14時にBath大学(イギリス)で孫機を作りました。

学術

RepRapに関する論文はまずRoboticaを参照(英語):

 Jones, R., Haufe, P., Sells, E., Iravani, P., Olliver, V., Palmer, C., and Bowyer, A.,: RepRap - The Replicating Rapid Prototyper, Robotica (2011) volume 29, pp. 177–191. Cambridge University Press.

RepRapの法的な位置づけに関しては下記:

 Bradshaw, S., Bowyer, A. and Haufe, P.: The Intellectual Property Implications Of Low-Cost 3D Printing, ScriptEd, April 2010 pp.5-31.

持続的な開発へのRepRapの役割は下記:

 J. M. Pearce, C.M. Blair, K.J. Laciak, R. Andrews, A. Nosrat, and I. Zelenika-Zovko, 3-D Printing of Open Source Appropriate Technologies for Self-Directed Sustainable Development, Journal of Sustainable Development', 3(4), 17-29, 2010.

RepRapの普及度に関しては下記:

 Erik de Bruijn: On the viability of the open source development model for the design of physical objects, November 8th 2010, University of Tilburg, The Netherlands.

RepRapの学術的な最新情報は下記:

 Lit Review

広めるために

RepRapのロゴとQRコードは自由に使って構いません。(但し、ライセンスには同意すること)

Reprap-qr-logo-wide.png

用語(英語)

  • RepRap - フリーの自己複製可能3Dプリンタ; (英語圏ではto reprap RepRapで創ること。)
  • RepStrap - 自己複製機能がない3Dプリンタだが、その部品はRepRapで作成可能である機体。
  • reprapper - RepRapやRepStrapを用いて創るヒト。
  • reprapable - RepRapで創れる。

関連項目